目次
『料理嫌い』と言うけれど
このタイトルが気になったという方。日々のご飯作りに疲れていませんか?
私は疲れていました。実際どんな手を使ったって何したってめんどくさいんです。
美味しそうなレシピを見つけて一時はやる気を出したとしてもそう長くは続きません。しかも美味しいものを作るとその先の自分の首を絞めてしまいます。
なぜなら家族はまた美味しいごはんを期待します。そして、お母さんたちはその期待に応えようとします。
お母さんたちは、なんのためにご飯を作っているのでしょうか?
辛いごはん作り
これは、『からい』じゃなくて『つらい』です。
私もご飯作りはずっと悩んでいて、楽しくできるときもあれば、苦痛な時もあって、どちらかと言えば苦痛の方が多いと思うのですが。たいてい『めんどくさいなぁ。』と思いながら作り始めてもご飯は出来ます。そしてみんながご飯を食べ終わると私は『ほっ』とするのです。
『無事に今日のご飯が終わった。』
そして、翌日にはまた不安になり、ちゃんとご飯出せるかな?って思うんです。その、ちゃんとは何なんでしょう?
私の場合はみんなが喜ぶ美味しいごはんを作ること。と子供がちゃんと食べてくれるご飯を作れるか?
『一汁一菜でよいという提案』されました
何とかならないものか?と日々感じて、その日は買い物ついでに本屋をうろうろしていました。色々なコーナーを渡り、眺めながら料理コーナーへ。
すると「こんなん見たくもないわ。」と心の叫びが聞こえるようでした。
作るのに疲れているっていうのに本棚にはレシピ本がずらりと並び、もう止めて!って叫びたくなります。まだこんなにレシピ増やせってこと?ってかなり疲れていましたね。
昔は料理本が大好きでよく買っていたんです。でも今日は、そこは我慢して一冊一冊ていねいにタイトルを見ていきました。色々ありました。助けてくれそうな本たちが。その中でも一番無理なく実践できそうな本。それが土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』でした。
![]() | 価格:1,620円 |

日本人が毎日、味噌汁を飲んできた理由
私は味噌汁があまり好きではありませんでした。そのわけはきっと子供時代家族がなめこ農家をしていたため毎日のようになめこ汁だったこと。そして私はなめこがあまり好きでなかった。こんな理由から味噌汁に良いイメージがなかったんだと思います。そうは言っても毎日頑張って飲んでいました。
結婚して旦那は味噌汁大好きで作るのだけど美味しく作れないし、仕方なく作っているといった感じです。でもそれに関して旦那は文句は言いません。
味噌汁は安心するんだそうです。
この本にも書かれていました。味噌が持つ力のことが。私はこれを知ってみそ汁作りをまた頑張ろうと決意してしまうのです。
毎日のご飯作りの試行錯誤が料理嫌いの原因?
私は毎日の献立に悩まない方法を考えたり1時間半で完成するようなご飯を作る。という目標を作ってみたり、美味しく作れるコツを調べたりします。
きっと多くのお母さんたちも同じだと思います。それは作っている時間だけでなく、献立を考える時間や買い物をする時間も含めたらかなりの時間を使っています。
我が家は子供がまだ保育園、小学校なのにまあこんな食事はできないだろうな。とは思ったのですが、日本人の暮らしや季節と密接な関係を持つ食事について書かれていました。いつもの食事を決める基準を周りの人ではなく自分に置く。そうすることで美味しいに振り回せれない献立を作れるのではないか?
これで少しでも多くのお母さんたちの心の負担が減るのではないか?と。。。
![]() | 価格:1,620円 |

コメントを残す